空売りとは信用取引で行う信用売りのことをいいます。
なぜ、こんな言い方をするかというと、実際に株を保有してもいないのに株を売るためこんな言い方をします。
この空売りである信用売りは、信用取引での取引方法で、信用取引はお金を借りたり、株を借りて取引をする方法です。
株の空売りを行って利益を上げる為のポイント!
そして、信用取引の信用売りでは証券会社が保有する株を売る事によってできたお金を使い、株を安く買い戻すことにより利益がでます。
例えば100円の株を1,000株売れば、10万円が手元に残ることになります。
そして、株が80円まで値下がりをした時に1,000株買うことにより8万円で株を買うことができます。
このように安く買い戻すことにより、2万円の利益が利益が出たことになります。この信用売りは株価が下落すればするほど利益を出すことができます。
この信用取引で重要なことに、お金や株を借りて売買している点があります。
あくまでも、借りて取引をしているので、借りているものを返す必要があります。
空売りをした際には、一定期間内に借りた株を証券会社に返す必要があります。
この返すという行為が株を買うという行為になります。
この返す必要があるので、この空売りはリスクもある取引と言えます。
現物取引では、値上がりをすると思い株を購入しても,下落して含み損がでてしまうことがあります。
こんな時でも、そのまま持ち続けることにより、そのうち値上がりをするのではないかという期待が持てます。
しかし、空売りをして、株が値上がりしまった場合でも、一定期間内に株を返す必要があり、もう少し待てば値下がりをすると思っても返却することとなります。
このように、空売りには株価の変動以外のリスクもあることを考慮した上で取引をする必要があります。